NHKの番組で紹介されたいたので、図書館から借りて読んでみた。人の死に様は総じて醜い。特に、医学で延命されるので、不自然な死に方をする。例え、どんな有名人でも偉人でもほとんどが病魔に冒され、病室で死んでいく。体と心が購う以上に、醜く死んでいくのは、もともと生きたいという欲が強いためなのか? 人間が...
芥川竜之介と聞けば、日本人なら誰もがムムっとちょっと居住いを正す代表的文豪の一人ですし、その作品も「よし、たまには古典の名作でも鑑賞するか」などと多少気合を入れなければ、なかなか手にすることもないですね。ところがどっこい、この短編集は違います。 普段、芥川のアの字にも縁の無い私がこれを読んだき...
全30巻からなる、ちくま日本文学シリーズの芥川龍之介篇。他の出版社の文庫では比較的一冊の作品収録量が少ないきらいがあったが、本作では芥川龍之介のエッセンスを伝える珠玉の作品が一堂に会することになった。「トロッコ」、「鼻」、「芋粥」、「河童」など、いずれの作品も時代の遜色を全く感じさせることはない。現...