第二次世界大戦から、以後60年代までの世界の政治的指導者について書 かれた本である。ニクソンが対象として選んだ指導者は、彼が直接交流 していた人達なので、書かれたエピソードや考察も説得力が違う。 寸鉄人を撃つといったものではないが、手堅くまとまっている良書であ り、敗北と挫折を知る人間だからこそ書け...
ニクソンについて一通り知りたい人にとっては好著といえます。ただ、著者がパワーポリティクス的な外交観の持ち主であるため、その点で肌合いがあわないかもしれません。また、人間的考察と副題にありますが、そう書くほどニクソンに対する深くつっこんだ人間的考察がなされているわけでもありません。この本はやはり、政治...